tennis365.net テニス365ブログ 新着記事を読む ]    [ テニス365 ホームショッピングニュースログイン ]

テニスコートを造っちゃいました! 神奈川県横須賀市長沢にあるテニススクール「リエゾンテニスガーデン」ができるまでの回想記です。

カテゴリ別アーカイブ
最近の記事
テニスコートを造るに…
09/28 18:28
テニスコートを造るに…
09/26 19:24
テニスコートを造るに…
09/25 12:20
テニスコートを造るに…
09/22 11:41
テニスコートを造るに…
09/21 19:08
2009年 9月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      
月別アーカイブ
このブログサービスは「テニス365 テニスブログ」で運営しています。テニス365会員なら無料でご利用・作成いただけます。






テニスコートを造るには・・・「施工業者」

土地も見つかり、ある程度のレイアウトも自分で考えたので、

後はテニスコート施工業者を決めなければなりません。

初めて作るテニスコートなので、当然不安だらけです。

なので、色々な方に相談をしたのですが、その相談が、

知識もなく勉強不足だった為に後々大失敗する事に・・・

ある人に、

知り合いに土建業者がいるからと紹介されました。


その土建業者は専門ではないが、

以前コートを造ったことがあり自信がある。

紹介って事もありますから、お安くします。

と。。。

私も紹介なので安心してしまい、その業者と計画を進めてしまいました。

もちろん、5~6社の専門業者から見積りを取っていましたので、

土木工事・砕石・アスファルト・フェンス・照明などの

工事金額をある程度把握していました。

その為、金額は騙されることはありませんでした。

何が大失敗したのかというと、安さを求めるあまり、

色々な業者を入れてしまった事です。

ある程度計画が進んでくると、フェンス業者に知り合いがいる、

照明業者に知り合いがいる等など、雨後の竹の子のように、

次から次へと紹介され、見積もりよりかなり安くなりました。

一番重要な(この時はそう思ってました)人工芝は、

専門業者に施工してもらうべきと思い、見積もりが一番安かった、

アシストインターナショナルに依頼することに・・・

この業者との出会いが私にとって最高の幸運でした。

最終的に依頼した業者数は、

土建業者、金網フェンス業者、電気工事業者、人工芝施工業者の4社です。

その中でも最初に紹介され、信用しすぎてしまった土建業者が問題でした。。。

produced by リエゾンテニスガーデン

コートを造る | 投稿者 tenniscourt 18:28 | コメント(0)| トラックバック(0)

テニスコートを造るには・・・「土地を探す2」

前回の記事で書いたように、

とにかく1面造れればOK!って感じで土地を探しました。

何故こんなに急いでコートを造りたかったのかは、

こちらのブログのプロフィールに書いてありますので、

もし良かったら参照して下さい。


話を戻します。。。



土地を探すに当たって、購入する資金はないので、

最初から賃貸で考えていました。



自分の足で空き地を探してみても見つかるものではないので、

不動産屋に相談することに。。。



すると、1面造れ駐車スペースも15台ほど取れる借地物件があり、

すぐ現場へ確認しに向かいました。



土地は道路沿いにあり目立つうえ、山の脇で日当たりも良く木陰もあり、

すぐに気に入りました。おまけに廃業したテニススクールの近くだったので、

テニスをしたくても続けられない方を呼び込める期待が持てます。



ネックは、やはり賃貸料・・・


一面とは言え、坪数でいうと全体で約400坪弱。。。

都合よく長方形の土地って訳ではないので、

使えない無駄なスペースが多々あり、その部分も当然賃料が発生します。



2回コートを造りましたが、土地探しで一番ネックな部分だと思いますね。

いびつな形の土地ほど損してしまいます。

いかに無駄なく有効な土地を探すかが難しいのです。。。



ともかく、今回は急いでいたので、そのあたりを不動産屋に見抜かれ、

全く値段交渉に応じてくれず、近隣相場よりも高い賃料で借りてしまいました。


これが、後々首を絞めてくるのですが、その話はまた後日。。



土地を借りる時の注意点は、もう一つ。


先ほど、

日当たりも良く木陰もある

と書きましたが、探してた時は5~6月。


そうです。一年を通してどんな日当たりになるのか

考えなければいけなかったのです。



この時期に、山裾の土地で木陰があって気持ちよい。

って事は、冬は全く日が当たらない土地だったのです。


11月上旬から2月下旬まで、全く日が当たりません!!

コートは凍るし、向かいの建物に太陽が反射して眩しい。。


冬の凍て付く寒さ、山裾なので春は毛虫が大量発生、秋は枯れ葉まみれ。

夏だけは木陰があって最高でしたが、たった2ヶ月の天国。


とにかく、見た時期が良かっただけで、一年を通したら最悪な環境でした。

このような失敗をしない為にも、日当たりや環境も考えた

土地探しをしなければいけません。


produced by リエゾンテニスガーデン


コートを造る | 投稿者 tenniscourt 19:24 | コメント(0)| トラックバック(0)

テニスコートを造るには・・・「土地を探す」

テニスコートを造りたくても、土地がなければどうしようもありません。

コート何面造りたいか?駐車場は何台必要か?日当たりは?

建築条件は?ライフラインは?交通手段は?購入か賃貸か?

等など、検討すべき項目はたくさんありますが、

私が最初に造ったコートの時は、必要に迫られ時間がなかったもので、

ここまで検討することができず、とにかく1面でも造れればOK!!

って曖昧な計画で土地を探しました。

produced by リエゾンテニスガーデン


コートを造る | 投稿者 tenniscourt 12:20 | コメント(0)| トラックバック(0)

テニスコートを造るには・・・「コートサーフェス」

テニスコートを造るにしても、

サーフェスの種類を決めなくてはなりません。

日本では、クレー・ハード・砂入り人工芝が主流ですね。

私の場合はテニススクール運営がメインなので、一番扱いやすい

砂入り人工芝コートを造ることに決めました。

よくオムニコートと呼ばれますが、これは企業の商標ですので、

正確には砂入り人工芝コートと呼ばれます。

雨上がりにすぐプレーはできますし、足腰にも優しいので、

日本ではメインサーフェスになっていますね。

ジュニア育成に良くないとか、だから強い選手が育たないんだとか、

色々と言われますが、テニス普及を考えるのであれば、

今の現状は仕方ないと思います。

だって、使いやすいんだもん!!

砂入り人工芝の構造ですが、下図のように三層になっています。

092201

砂入り人工芝

人口芝の長さはだいたい19mm~25mmです。
うちは25mmを使用していますが、長さによる違いはあまりないですね。
この人工芝は砂が入っていない時は、ペラッペラのそこら辺にある人工芝と同じです。
性能は全然違いますけど・・・



透水性アスファルト

良く、人工芝の下は土なの?と聞かれますが全く違います。
この透水性アスファルトのおかげでコート平坦度が保てる上、
水を下へ流してくれるので、人工芝表面は乾くということです。
厚みは50mmが主流ですね。国際試合仕様などは、2層にする場合もありますが、
予算の関係で、ほぼ一層のコートが多いですね。


砕石

アスファルトの下には、この砕石を敷きます。
この砕石工事である程度平坦度を決め、
アスファルトを敷くための木枠を組んでいきます。
砕石の厚みは大体150mmですが、水が溜まりやすい土地や、
地盤が弱い土地は250~300mm敷く場合もあります。



この様に、簡単に砂入り人工芝コートといっても、
見えないところでは、しっかりとした基礎工事が必要となります。


produced by リエゾンテニスガーデン


コートを造る | 投稿者 tenniscourt 11:41 | コメント(0)| トラックバック(0)

テニスコートを造るには・・・「コートの寸法」

漠然とテニスコートを造りたい!!と思っても、

大きさが分からなければ始まりません。。。

寸法が分かって初めて土地を探す事ができますからね。

一般的なテニスコートの寸法は下図のような寸法になります。

092101

サイドライン・ベースラインから外側の寸法は推奨値であり、

土地の形状や面積により、なかなか推奨値を確保できるコートが

少ないのが現状です。リエゾンTGも推奨値を確保できませんでした。


私の場合は公式試合仕様のコートを造るわけではないので、

レッスンに支障が出ない広さを確保できればと思い、

今までの経験上から最低限の寸法を出し土地探しを始めました。


produced by リエゾンテニスガーデン



コートを造る | 投稿者 tenniscourt 19:08 | コメント(0)| トラックバック(0)